エクセルの勉強部屋のホ−ムへ関数の説明へ操作実習へ楽らくエクセルへ操作説明へ質問と回答へ自習へVBAマクロへエクセルで使えるソフト質問はこちらへ
「拡張SUM」ユーザー定義関数の説明
【機能】
 通常の組み込み関数と同じようにワークシート上で使用できる関数です。

合計範囲のセルを、ステップの行(または列)毎に飛び飛びで合計します。

書式 =sumx(合計範囲,ステップ)

合計範囲 :セルの値を合計する範囲を指定します。
範囲の先頭行(または左端列)を基点として合計します。
範囲を複数行にわたって指定した場合は、行の数を合計します。
範囲を複数列にわたって指定した場合は、列の数を合計します。

範囲を複数の行と列共に指定した場合は#VALUEエラーが返ります。

ステップ  :合計する行(または列)の間のテップ数を指定します。
1とすれば1行(または列)おきにセル値を合計します。
2とすれば2行(または列)おきにセル値を合計します。
0とすれば範囲のすべてのセル値を合計します。(通常のSUMと同じ)
行の合計の場合
 
  A B
1 1 =SUMX(A1:A10,1)
2 2  
3 3  
4 4  
5 5  
6 6  
7 7  
8 8  
9 9  
10 10  
=SUMX(A1:A10,1)
の場合は、A1セルを基点として、1行おきのセルA1,A3,A5,A7,A9(1,3,5,7,9)
の値を合計します。
25が返ります。

=SUMX(A1:A10,2)
の場合は、A1セルを基点として、2行おきのセルA1,A4,A7,A10(1,4,7,10)
の値を合計します。
22が返ります。

列の合計の場合
  A B C D E F G H I J K
1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 =SUMX(A1:A10,1)
=SUMX(A1:K1,1)
の場合は、A1セルを基点として、1列おきのセルA1,C1,E1,G1,I1(1,3,5,7,9)
の値を合計します。
25が返ります。

=SUMX(A1:J1,2)
の場合は、A1セルを基点として、2列おきのセルA1,D1,G1,J1(1,4,7,10)
の値を合計します。
22が返ります。

【使用方法】
セルに直接関数 =sumx(
と入力するか

関数を入力するセルで関数貼付ボタン「fx」を押します。


「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されますので、関数の分類で「ユーザー定義」を選択します。

関数名「sumx」を選択します。

 

数式パレットが表示されますので、2つの引数 「合計範囲」のセルを選択します。
「ステップ」に数を入力します。

通常の組み込み関数と同じように、引数の入力ができ、数式の結果も表示されます。
この関数のヘルプはありません。

 

セルに計算結果が表示されます。




【ソフトのダウンロード】はこちら
sumx.exe
80.9kB
2009/01/31

【解凍されるファイル】
拡張SUM.xla
23.0kB
2007/09/30

sumxadd.xls
25.0kB
2007/12/31

「拡張SUM」の説明.txt
8.70kB
2008/03/02

注意:このソフトを使用する場合は、「アドインソフト使用上の注意」を必ずお読みください。
ここに掲載されているエクセルのブックは「マクロ」が記述されています。
このファイルをインストールする前に、「マク ロを有効にする」をチェツクしてください。

このソフトは「マイクロソフト エクセル97/2000/xp/2003/2007」で動作確認しています。
このソフトはフリーソフトです。
本ソフトの使用によって発生した問題について、作者は一切の責任を負わないものとします。