リストの最終行のすぐ下の空白行にデータを入力するだけで、新規データを追加できます。
また、「フォーム」コマンドを利用すると、画面には１行分の情報のみが表示され、操作はさらに簡単になります。
フォームを利用するには、まず、リストの中の適当なセルを選択し、「データ」「フォーム」コマンドを選択してください。
下のようなフォームが表示されます。
フォームのタイトルには、フォームの操作対象となるリストが含まれるワークシート名が表示されます。
そして、そのタイトルバーの下に、リストの列見出しが表示されます。
すでにリストへ情報が入力されている場合は、フォームの各ボックスには、リストの最初のデータが表示されます。
フォームの右上隅には、現在表示されている行番号とリストに含まれる全行数が表示されます。
ただし、見出し行はリストの行数には含まれません。
フォームの右端には、リストを操作するためのコマンドボタンが並んでいます。
フォームの各列見出しの隣には、編集用にテキストボックスが用意されています。（ただし、計算によって値を求めている列は除きます）
リストに新しい行を追加するには「新規」ボタンをクリックします。空白のフォームが表示されたら、そこに新しいデータを入力してください。
そのまま次の行の入力を続ける場合には、「新規」ボタンをもう一度クリックし、ワークシートに戻るには、「閉じる」ボタンをクリックしてください。
「フォーム」コマンドを使ってリストに新しい行を追加すると、他のセルに影響を与えることなく、リストはした方向へ拡張されます。
このとき新しいデータを入力しようとしている行にすでにデータが含まれている場合は「リストまたはデータベースを拡張させることはできません」というメッセージが表示されます。
リストのデータを変更するには、まず、フォームダイアログボックスのスクロールバーを使って目的のデータが含まれる行を表示し、それぞれの編集用テキストボックスで修正を行います。
リストから行を削除するには、やはりフォームダイアログボックスのスクロールバーを使って目的の行を表示し、「削除」ボタンをクリックします。
「フォーム」ダイアログボックスによる行の削除は取り消せないため、削除の実行前に確認を求めるメッセージが表示されます。