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「配列」ユーザー定義関数の説明
「配列」ユーザー定義関数

【機能】

データを1文字ずつ毎に区切って配列で返します。
データには文字列または、セル参照、名前、関数などを入力します。

例えば、セルに1234と入力してある場合、{1,2,3,4}のように一次配列を返します。
配列がかえりますから、この関数単独では使用できませんので、他の関数と組み合わせて利用することになります。
数値の場合でも、文字列ではなく数値の配列となりますから、計算する事が可能です。
書式
=配列(データ)
 
  A C
1 1234 =SUM(配列(A1))

 =SUM(配列(A1))
例えば、A1セルに1234と入力してある場合、
=SUM(配列(A1))
と入力すれば、配列{1,2,3,4}の合計値10が返ります。
 
  A B C D E F
2 1234   1 2 3 4
3 ABCD   A B C D

A1セルに1234と入力してある場合、1文字ずつ別のセルに取り出したい場合
セル範囲C2:F2を選択し、
=INDEX(配列($A2),COLUMN()-2)
と入力し、{Shift}キーと{Ctrl}キーを押しながら{Enter}を押して「配列数式」として確定します。
セル範囲C2:F2に、数値として、1,2,3,4が取り出せます。

同様に、A3セルに"ABCD"と入力している場合、1文字ずつ別のセルに取り出したい場合
セル範囲C3:F3を選択し、
=INDEX(配列($A2),COLUMN()-2)
と入力し、{Shift}キーと{Ctrl}キーを押しながら{Enter}を押して「配列数式」として確定します。
セル範囲C3:F3に、文字列として、"A","B","C","D"が取り出せます。
 


【使用方法】

セルに直接関数 =配列(
と入力するか
関数を入力するセルで関数貼付ボタン「fx」を押します。

「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されますので、関数の分類で「ユーザー定義」を選択します。
関数名「配列」を選択します。


数式パレットが表示されますので、データを入力するか、参照セルを選択します。
通常の組み込み関数と同じように、引数の入力ができ、数式の結果も表示されますが、この「配列」単独では計算結果を返すことができません。
配列を利用できる他の関数(SUMやINDEXなど)と組み合わせてください。
この関数のヘルプはありません。
セルに計算結果が表示されます。



 【ソフトのダウンロード】はこちら
 
hairetu.exe
48.1kB
2009/01/30

解凍されるファイル
hairetuadd.xls
26.0kB
2008/07/19

配列.xla
18.5kB
2008/07/19

「配列」ユーザー定義関数の説明.txt
9.27kB
2008/07/19
 

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